先日は確定申告をしなければいけない人について記載を致しました。
今回は確定申告をすると有利になる人について共有します。
企業に属しているとあまり確定申告には馴染みがない方が多いのではないでしょうか。
年収2000万円以上の方は人口の1%にも満たないので、
大半の方は確定申告をしなくても良い方と言えるでしょう。
ではどのような方が確定申告をすると得する可能性があるのでしょうか。
◼️確定申告をすると有利になる人
・自宅をローンで購入した方
住宅ローン控除を受けることが出来ますので、初年度に関しては申告をした方が良いでしょう。
翌年以降は年末調整にて対応が可能となります。
・寄付をしている方(ふるさと納税等)
昨今流行しておりますが、ふるさと納税等の寄付をしている方も必要です。
ふるさと納税に関しては、寄付先が5自治体以内であれば、
ワンストップ特例制度を利用することで、確定申告をしなくても問題はありません。
・医療費をたくさん払った方
年間の医療費が10万円を超えると控除が受けられます。
※総所得金額が200万円以下の場合には10万円以下でも控除を使うことが出来ます。
・年度の途中で退職し、再就職していない方
年度の途中で退職した場合、新たな会社に就職されれば、その会社で年末調整をすると思いますが、
未就職の場合には年末調整をしていないので、社会保険料等の所得控除を受けられる可能性があります。
・年度の途中で出産・育児休暇を取得した方
出産に関する医療費控除を受けられます。
・災害や盗難にあった方
雑損控除という形で対応できる可能性があります。
以上のような事柄に該当する方は、確定申告をすると有利になる可能性がありますので、
まだ確定申告の準備をされていない方は、一度専門家にご相談頂くと良いかも知れません。