当選金の扱いには気をつけましょう。
年末ジャンボ宝くじの発表がありましたね。
夢のような話ですが、毎年何十名もの方が億万長者となっています。
さてこの宝くじ、当たったことがないためにあまり考えないかもしれませんが、
もし当たった時には気をつけなければいけない点がいくつかあります。
当たる前から当たった時のことを考えてもと思いがちですが、知っておくことは損ではありませんので、
当たった時に最善の形を取れるよう、宝くじと税金について見てみましょう。
当選金は非課税である
皆さん既にご存知かもしれませんが、当選金は非課税所得と定められています。
つまり、当たった金額はそのまま購入者のものとなりますので、税金が引かれることはありません。
一度にたくさんのお金を手にすることができ、且つ非課税ということで確かに夢がありますよね。
宝くじの配当率と公営ギャンブル
ただ、宝くじは配当率が低いと言われているのも事実です。
買った金額に対して想定される当選金額の割合ですが、宝くじは50%以下となっています。
つまり、1000円分のクジを購入した場合、その価値は500円程度ということですね。
この50%程度が何に使われているかというと、公共事業であったり、売り場の人件費などに使われるものとなっています。
その他の公営ギャンブルは配当率が75%程度となっており、宝くじよりも配当率だけをみると高いのですが、
やはり億万長者という言葉の魅力が宝くじにはありますよね。
注意点
宝くじが当たった時に気をつけなければいけないのは当選金額の取り扱い方でしょうか。
大きな金額が手に入ったので誰かにあげようとする方もいるかもしれません。
特に親族間などであれば、まとまった金額が入ったので渡したいという方も多いでしょう。
ただ、当選者から誰かに渡した際には贈与扱いとなりますので、
適切な処理をする必要があることを忘れずに対応しなければなりません。
後に高額な税金が課される可能性もあります。きちんと税金のプロに相談をした上で対応されることをおすすめします。
因みにですが、共同購入したクジが当選した場合には、当選時に申告することが出来ます。
当選者を明確にすることで当選金額をきちんと分配出来ますので、その辺りはしっかりと対応するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
上記のような悩みが出来る方=当選した方ですので、羨ましい限りですね。
いつか宝くじが当たることを願ってやみません。